【令和8年度 第8回卒業生講演会を開催しました!】

2026年08月30日

2026年8月14日(金)に8回目となる卒業生講演会を開催いたしました。

今回の卒業生講演でも「臨床の質を高める」というテーマで、喜馬病院の前田翔梧先生(11期生)より「脊椎椎体骨折のリハビリテーション 理論と実際」、丸太町リハビリテーションクリニックの重黒木達也先生(12期生)より「肩関節の理学療法と夜間痛」を題目にご講演いただきました。

 前田翔梧先生には、脊椎椎体骨折について離床の利点と神経症状のリスクやリハビリテーションの介入方法について解説いただきました。治療していく中で、一人一人患者さん様の病期や身体機能、症状に応じて個別に運動療法を進めていくことが重要であり、また症状と画像所見が一致しているかの再確認や離床後の経過を翌日まで評価すること、骨折部痛以外の要因を仮説検証し、疼痛部位ではなく疼痛を生む場所に介入することで、患者さん自身が疼痛を再現・管理できることが、二次的な骨折の予防につながることを学ぶことが出来ました。

 重黒木達也先生には、肩のなかでも凍結肩について評価から理学療法まで細かく説明していただきました。凍結肩はエコー等の複数の評価を用いながら、医師と連携し治療を行い、また炎症を助長させないようなポジショニング指導により夜間痛の軽減を図り、拘縮予防のためにエンドフィールを確認しつつ炎症外からもアプローチをする必要があることがわかりました。患者さん自身が病態意識を持ち、現在どの時期にいるのか疼痛の説明や動かす時期等理解することで、よりスムーズにリハビリテーションの負荷や強度を設定することが可能になると思います。

今回の講演会では、脊椎椎体骨折のリハビリテーションについての進め方から介入方法、凍結肩は患者さんの理解も深めていく中でも問診は必要不可欠であることが再認識することができ、すぐにでも臨床に活かせる内容ばかりで大変有意義な機会となりました。

引き続き、関西医療大学校友会 大学理学療法部会は、卒業生・学生の更なる活躍の支援に努めていきます。最後に、本研修会に参加していただいていた校友会会員の皆様、ありがとうございました!

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